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診療内容
患者様の安心と快適な生活をサポートいたします。
皮膚科診療
竹内皮フ科ではアトピー性皮膚炎をはじめ、じんましん、かぶれなどの様々な皮膚の症状について対応いたします。患者さま一人ひとりと丁寧に向き合い疾患状態に合わせた治療法をご提案させていただきます。
診療内容のご案内
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、良くなったり、悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患です。多くの患者さんは皮膚が乾燥しやすい素因として、皮膚バリア障害・アトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)をもっています。
基本的には日本皮膚科学会の治療ガイドラインに沿って適切な治療をいたします。
アトピー性皮膚炎は、皮膚の症状で軽微、軽症、中等症、重症の4段階に分けられ、それぞれの段階で治療法が変わります。症状が改善したら一段階軽いステージの治療に変更します。逆に悪化した場合は治療を一段階悪いステージのものに変更します。これを繰り返して症状を安定させます。最終的には保湿剤だけで日常生活に支障がない程度まで安定させることを目標にします。
じんましん
じんましん治療は、原因を突き止めることから始めるため、問診や検査から行います。
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発症した時期
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発症した場所
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何をしているとき
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何をした後に症状が出たのか
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発症した部位
上記の項目などを問診し、じんましんが出たきっかけや原因を探していき、それに応じた治療を行います。
かぶれ(接触皮膚炎)
皮膚に刺激性物質、アレルギー物質、または紫外線など何らかの物質が触れ、それが刺激やアレルギー反応を引き起こし炎症したものです。原因物質が触れた部分に湿疹や水ぶくれ、腫れなどの症状が現れます。
治療はかぶれの原因物質を特定し、それを取り除くことが重要です。刺激性物質などの原因物質にふれた場合は石鹸でよく洗い流すようにして、掻いたりして症状を広げないようにしましょう。炎症やかゆみを抑制するため塗り薬(ステロイド外用薬)を使用します。
水虫(白癬)・爪白癬
水虫は、真菌(カビ)の一種である白癬菌に感染することで起こります。治りにくいのも特徴のひとつです。病変部の鱗屑、痂皮(かさぶた)、水疱(水ぶくれ)の膜をピンセットなどで採取し、水虫(足白癬)の原因となる白癬菌、カンジダ、癜風など真菌(カビ)が存在するか顕微鏡を使用して検査します。
基本的な対処として、外用薬剤を塗布し治療しますが難治性の場合、内服薬を処方いたします。爪水虫などが進行した場合、患部の影響で外用薬だけでは治りにくいため、内服薬が有効になります。
みずいぼ
伝染性軟属腫ウイルスが皮膚の小さな傷や毛穴から入り込み、皮膚の細胞に感染します。続いて、その細胞の中で伝染性軟属腫ウイルスが増えていき、その結果、いぼとなって皮膚にあらわれます。
基本的に1年ほどで自然治癒されることが多いですが、内服薬を処方することもあります。ピンセットを使用して摘出する、液体窒素で凍結させたりする方法もありますが、皮膚を傷つけたり、二次性の感染症(とびひなど)のリスクがあるため基本行いません。
たこ うおのめ
外部からの刺激や圧迫によって、皮膚の角質が硬く厚くなっていき、皮膚の奥深くに芯ができる症状です。うおのめは特に足の裏や指などにできる円形の皮膚の硬い角質の塊のことです。皮膚の奥深いところまで芯がめり込んで神経を刺激するため、患部に当ったり圧迫されたときに強い痛みを生じることがあります。
治療は原因となる圧迫を可能な限り除去することが大切です。ニッパーやヤスリなどでタコ・ウオノメを削り取ります。その際角質をやわらかくする薬剤を併用し、やわらかくしたあと“眼”の部分だけをメスやハサミなどで除去することもあります。
帯状疱疹
神経に沿って神経症状(しびれ・かゆみ、ピリピリした痛み)が出た後に、小さな赤い水ぶくれの発疹が現れる病気です。帯状疱疹は、神経の奥深くに潜んでいる水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスが、老化やストレス、免疫力の低下をきっかけに再活性が引き起こされます。幼児期に水疱瘡にかかったことのある人は、帯状疱疹を発症する可能性があります。
抗ウイルス薬の内服で治療し、重症例に対しては抗ウイルス剤の点滴で治療します。痛みが強い場合、鎮痛剤を使用することもあります。後遺症を残さないためにも、できるだけ早期に治療を開始することが大切です。
掌蹠膿疱症
手のひら[手掌(しゅしょう)]や足のうら[足蹠(そくせき)]に、水ぶくれ[水疱(すいほう)]やうみ[膿疱(のうほう)]がくり返しできる病気です。膿疱の中に菌は入っていないため、人に感染することはありません。
現在掌蹠膿疱症の治療については明確な治療指針は定まってありませんが、原因と考えられる要因(喫煙、歯周炎など悪化因子)を丁寧に洗い出し、患者さんごとの症状に合わせて治療を行っていきます。外用薬、内服薬、紫外線療法などを対処療法で行っていきますが、患者様のライフスタイルを見直すことも重要になります。
とびひ(伝染性膿痂疹)
ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因となり引き起こされる細菌による皮膚感染症のことを指します。虫刺されやデキモノを引っかく、転倒してつく傷などから二次感染を起こしてとびひとなります。
治療方法は感染している細菌に効く内服薬(抗生剤)や塗り薬の処方で行います。 また感染症により発生した水ぶくれが大きい際に、掻きむしって水ぶくれを潰さないように水ぶくれの内用液を摘出したり、かゆみに対しては抗ヒスタミン剤の内服を行い対処します。